UIUXを考える

アプリデザイナーのブログ

UIはUXのためにある

一般的によく「UIUX」と表記されているので、一見すると同じ分野のように見えますが、実は全く違う役割なんですね。


私は最初の頃(今も初心者ですが)UIについてはなんとな〜く
「アプリの画面をデザインすること」と理解していましたが、
UXについての理解はゼロでした。

 

「UIとUXってなんか似てるよね、文字の見た目が。でもUXって何なのかよく分からんし、私の仕事はUIデザインだからUXについては考えなくてもいいや〜」

 

と、今までそんな感じ。

けどこのブログを書く目的は専門性を身につけることなので、UXについても調べてみました。

そこで学んだのは「UIはUXのためにある」です。

 

 

UIはUXの中の一部

図を描くために参考にしたサイトはこちら

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UXを構成している要素はいろいろあり、これら全ての力が合わさることでUXが生まれます。
決してUIだけがUXと結びついているわけではなく、各分野の一つとしてUIデザインがあるんですね。

だから「UIUX」って表記は正確な表現ではない気がします。なんか変。
じゃあなんて言えば?となりますが私も分かりません...。

でも、もっとぴったりな表現があるかな?

 

UIはUXの中の一部。

各分野は分断ではなく連携している。

UXデザインという大きな枠組みの中にUIデザインがある。

 

このことを踏まえてUIを考えるのと、踏まえずにUIを考えるのでは大きな差が出てきそうだな。UIを考える際は、UXについての理解も深めないといけないのだと感じます。

ただ画面の見た目をキレイにかっこよく作るだけではいけないのだな、と。

 

 

似たような言葉がいっぱい!

UXについて調べていると、同じような意味を持つ関連ワードがたくさん出てきます。
それは手法だったり、プロセスだったり、考え方だったり様々なんですが、
ちょっと...私には何が違うのか今の所わかりません。例をあげると

 

etc・・・

 


大切な事だろうけど、むずかしそー!!!

 

ということで、これらは追い追い理解を深めていくとしまして、
今日覚えるのはただひとつ

「UIはUXのためにある」

まずこれだけ理解していればいいかな?
ここ、たぶんUIデザインする人にとっては一番大事なことだと思われます。

 

 

まとめ

UIはUXのためにある。

 


それではまた。

UIUXとは?

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まえがき

一言で「UIUX」と言っても。 

  • パソコンで閲覧するWebサイト
  • スマホで使うアプリ
  • 家電製品
  • 電車の切符販売機
  • 自動車 etc... 

様々なジャンルがあるんですね。

このブログでは主にWebサイトとスマホアプリのUIUXについて勉強していきますよ。

 

UI = User Interface(ユーザーインターフェイス

人とデバイスの境界面。接触面。操作画面。 

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私たちはパソコンを操作する時に、画面に表示されたアイコンやマークなどのビジュアルを見て「これはゴミ箱だから削除したいものはここに入れればいいんだな」とか「この虫眼鏡マークを押せば欲しい情報が検索できるんだな」とか「ウィンドウの左矢印を押せば前のページに戻れるんだな」などの「見たまんま操作」ができるのはUIのおかげと言えます。(これをGUIと呼ぶそうです)

UIは私たちとコンピュータープログラムの間に立ち、仲介する役割を持っている視覚デザインのことなんですね。 

UIデザイン = アプリの使いやすさ(操作性)を考えて設計すること。

 

「ちょっとここのUIを考えてもらえますか」

「このUIはこうした方がいいんじゃないですかね?」

って感じで使われたりします。

 

 

UX = User Experience(ユーザーエクスペリエンス)

人が製品やサービスを通して体験する出来事。 使ってみて感じた事。感想。

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たとえば。

  • 予約アプリを使って人気の温泉宿を予約した。家族で温泉旅行を満喫できてとっても楽しかった。
  • ランニングアプリで記録をつけてトレーニングを続けることで目標タイムを達成できて嬉しい。
  • 奮発してちょっと高価な炊飯器を買った。毎日炊きたての美味しいご飯が食べられて幸せだ。(これは家電の話ですが)

こんなふうに、製品やサービスを通して私たちが体験して得た感想 = UXです。 

 

UX = 体験で得た感想

UXデザイン私たちの生活にとってプラスとなる体験を提供するための総合的な仕組みづくり。

 

どうもふわっとした表現しかできませんが・・・。

とても分かりやすい説明を見つけたのでご紹介↓


「UXとはユーザーとサービス、商品の相互作用すべてで、混乱や面倒なしで顧客の的確なニーズを満たし、所有する楽しさ・使用する楽しさを生み出す「簡潔さと優雅さ」by ドナルド・ノーマン認知科学者 認知工学者)

  

 

UIとUXを合わせて考えてみると。

〜温泉旅行を計画する場合〜

 

今年はお父さんが還暦を迎えるから、家族みんなで温泉旅行へ行ってお祝いしたいな〜。

(UX・旅行のワクワク感)

↓ 

最近はこのアプリで簡単に宿泊予約ができるらしい。
さっそく使ってみようっと。

(UX・アプリへの期待感)

ほう、予約の空き状況が一目で分かるぞ。

こりゃ分かりやすい!

(UI・シンプルで見やすい画面)

↓ 

ふむふむ、写真もたくさんあって宿の雰囲気が分かるぞ。

(UI・宿の魅力が伝わるレイアウト)

↓ 

この宿ならお父さんも喜んでくれるかも!ここにしようっと。

(UX・期待感)

↓ 

予約するボタンはこれね。文字が大きくて分かりやすいわ〜。

(UI・配色と可読性)


ポチっ・・・

 

予約できた! 以外と簡単だったわね。

(UI・初めてでも分かりやすい操作画面)

↓ 

後日・・・

家族で温泉旅行を満喫できて楽しかった〜!
お父さんも喜んでくれたし、計画してよかったなあ。

(UX・満足感)

 

 

こんな感じでしょうか?

身の回りの出来事をUIUXで考えてみると面白いかもしれませんね。

 

 

まとめ

UI

私たちとコンピュータープログラムの間に立ち、人と製品をつなぐ仲介役。
分かりやい&使いやすいアプリにするには、どんなビジュアルにしたらいいか?を考えるのがUIデザイン。

UX

私たちが製品やサービスを通して体験して得た感想。(楽しかった、便利だった、分かりにくいからもう二度と使いたくない、最悪だった、などの感想)
UXを向上する為にはどんな仕組みづくりが必要か?を総合的に考えるのがUXデザイン。

 

それではまた。

自己紹介

こんにちは、はじめまして。

沖縄でアプリのデザインをしているたっつんです。

 

私がこの仕事に就いたのは1年ほど前のこと。

前職まではDTPデザインをやっていましたが、現在所属しているデジリードではアプリのデザインを任され、今はUIUXを勉強中です。

 

今まで印刷物の制作にしか携わってこなかった私が電子媒体へ転身。

アナログ人間にとってこれはちょっとした事件でした。

はじめは環境に慣れるまで時間がかかりましたが、今はいろいろなアプリのデザインをさせてもらっていて、悩みながらもデザインする楽しさを感じています。

 

だけど、UIUXについてまだ知らない事ばかりなんです。

もっといいデザインを提案できる人になりたい。

 

なので勉強しながら学んだ事をこのブログで書き綴っていきます。

 

UIUXを本職にしている方の足元にも及びませんが自分なりに考えたことを書いていこうと思います。

 

ペースはゆっくりかもしれませんが、読んでもらえると幸いです。